「特に運動したわけでもないのに疲れる」
「体を動かしていないのに、だるさが抜けない」
私もそういう経験をしたことがあります。
こうした感覚には、
**最終糖化産物(AGEs:Advanced Glycation End Products)**が
関係している可能性もあります。
最終糖化産物(AGEs)とは?
AGEsとは、
体内のたんぱく質や脂質が、余分な糖と結びついてできる物質のことです。
この反応は「糖化」と呼ばれ、
加齢とともに少しずつ体内に蓄積していくことが知られています。
食パンが茶色に焦げるイメージですね。
AGEsは体内に蓄積すると、炎症や老化との関連が研究で示唆されています。

AGEsが与える影響
研究では、AGEsが一定量蓄積すると、血管や組織の機能に影響する可能性が報告されています
AGEs accumulation with vascular complications, glycemic control and metabolic syndrome: A narrative review – PubMed
- 皮膚に蓄積するとシミ、シワ、たるみ
- 血管に蓄積すると心筋梗塞や脳梗塞
- 骨に蓄積すると骨粗しょう症 等
AGEsを体内に溜めない生活・減らす生活を過ごすことが大切になります。
「休んでいるつもり」でも回復しない理由
AGEsの蓄積は、細胞機能や代謝に影響を及ぼす可能性があると報告されており、
そのAGEsの蓄積は、細胞機能や代謝に影響を及ぼす可能性があると報告されています。
そのため、体の回復に関わる仕組みにも何らかの関連がある可能性が示唆されています。
たとえば、
- 横になってもスッキリしない
- 寝ても疲れが残る
- 以前より回復に時間がかかる
といった感覚を抱く背景のひとつとして、体内環境の変化が関係している可能性も考えられます。
これは「怠けている」わけでも、
「体力が極端に落ちた」わけでもなく、
体の内側の状態が影響している場合もある、という視点です。
疲れが続くときは「体の中の状態」にも目を向けて
何もしていないのに疲れると、
つい「気のせい」「年齢のせい」と片づけてしまいがちです。
でも実際には、
- 生活リズム
- 睡眠の質
- 体内で起きている変化(AGEsなど)
こうした要素が重なっていることもあります。
「ちゃんと休めていないだけかもしれない」
「体が回復しづらい状態なのかもしれない」
そう考えてみるだけでも、
自分を責めずに向き合えるようになると思います
本記事は、公開されている研究や一般的な情報をもとに、
日常生活を見直すヒントとしてまとめたものです。
体調不良が続く場合は、医療機関など専門家へご相談ください。
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参考文献
AGEs accumulation with vascular complications, glycemic control and metabolic syndrome: A narrative review(Rimesh Pal , Sanjay K Bhadada )
Role of AGEs-RAGE system in cardiovascular disease(Kei Fukami, Sho-Ichi Yamagishi, Seiya Okuda )



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